水文・水資源学会 2025年度研究発表会へ参加しました

9/17-9/19
水文・水資源学会 2025年度研究発表会が、秋田市・あきた芸術劇場ミルハスにて開催されました。
文学部の学部生4名がポスター発表に挑戦しました。参加した学生の感想です。

『9月17日から9月19日の3日間、秋田市で水文・水資源学会が開催された。3日間を通じて気候変動、流域水管理、水災害などのテーマで口頭講演が行われ、1日目と2日目にはポスター発表も行われた。どちらも河川工学や農学など幅広い分野の研究について、様々な議論が交わされており、文系学部に所属している自分にとっては、このような理系分野の研究を幅広く知ることができたのは大変貴重な機会だったと感じた。特に、ポスター発表では、実際に発表に参加させていただいたが、普段自分が関わることのない研究分野の方々から様々な指摘をいただき、今回得た経験をこれからの研究に生かしていきたいと強く感じた。』

『当初、水文・水資源学会は理系色の強い学会であり、文学部の私が参加することに不安を感じていた。しかし実際に発表してみると、多くの方から温かい反響をいただいた。自分の専門分野ではどうなのかと関心を示してくださる先生や、私では至らなかった考察を提示してくださる方もいた。この学会は水共生学の人文科学との融合の意義を実感できる有意義なものとなった。』

『水資源学会に参加し、初めて学会という知の交流の場に身を置いた。第一線で活躍する研究者たちの発表や議論を目の当たりにし、アカデミアの奥深さと熱気に触れ、身が引き締まる思いであった。』

『担当したポスターセッションでは、専門家の方々から研究の核心に触れる鋭い指摘や、自身では思い至らなかった新たな視点での助言を得ることができた。これらは、単独で研究を進める中では決して得られない貴重なフィードバックであり、自らの研究手法や課題設定を根本から見直す好機となった。この経験を通じ、今後はさらに見識を深め、自らの意見を明確に述べることで議論の活発化に貢献したいという思いを強くした。同時に、専門的な研究成果をいかにして社会や市井の人々へ還元していくか、その難しさと重要性を考える貴重なきっかけともなった。 初めての学会参加は、研究への大きな刺激となるとともに、今後の学習意欲を高め、より広い視野を持つことの重要性を教えてくれる極めて有意義な時間であった。この経験を糧とし、今後へと繋げていきたい。』

渡部先生、五三先生も口頭発表です。


文学部の学部生4名、これからの研究に生かせる貴重な経験となったようです。