農地の水循環環境に関する現地調査を実施しました

2026/06/19-21
愛媛県西条市にて、農地の水循環環境に関する現地調査を行いました。

調査へ参加した学生の感想です。

Mくん(学部3年生)
今回初めて愛媛県西条市を訪れ、田植えと測量に参加しました。田植えは初めての経験でしたが、実際に水田に入ると足を取られて思うように動けず、想像していた以上に体力を要する作業でした。そのため、稲作が農家の方々の労力によって支えられていることを身にしみて実感できました。
また、測量も初めて体験しましたが、適切な手順を踏めば未経験の自分にも扱うことができるのだと感じ、今回学んだ技術を自身の研究にも活かしていきたいと思います。
特に印象的だったのは、西条市の扇状地地形と豊かな水環境です。山地から供給された水と肥沃な土壌が農業や人々の暮らしを支え、その上に美しい水田景観が形成されている様子を実際に見ることができ、自然環境と人間社会の結び付きについて理解を深めることができました。秋に再び西条市を訪れ、自分たちで植えた稲の成長した姿を見るのが今から楽しみです。

Sさん(学部3年生)
小学5年生振りに田植えを経験しました。稲を植えることよりも土に埋まっていく足を引き上げるのがとても大変で体力を奪われました。汚れた靴や手を用水路で洗ったときの感覚はとても気持ちよかったです。
普段土に触れたりすることは滅多にないですが、田植えをしてみて自然からパワーをもらったような気がしました。
泊めていただいたお家はとても居心地が良く、畳の上で寝転んだ時間がとても幸せでした。身体を動かして疲れているはずなのに、心地よい疲労感を感じてむしろリフレッシュになりました! 稲刈りがとても楽しみです!

Fさん(学部3年生)
今回は西条での田植えとため池の調査に参加させていただきました。私にとって、初の四国上陸になりました。
幼いころから身近に田んぼはありましたが、実際に手で植えるのは貴重でした。ぬかるみで足が抜けなくて、周りに助けてもらったり、泥まみれになったりと大変でしたが、とても楽しかったです。
(渡部先生のお父様から)田んぼの土の性質の違いや機械で行う時の話を聞くことができ勉強になりました。機械で行うと速くて便利であるという印象が強かったですが、実際は抜けがあったり、植える深さが浅かったりとあとから人力で調整することがあるそうで、今後も含めた長期的な管理が必要であることを知りました。
ため池では流速・水圧などの測量を行いました。現地で行うことで、今の作業が何につながるのかが分かりやすく理解が深まりました。実際に赴き、調査を行うことはとても魅力的でした。

Mさん(学部3年生)
この度は西条市での調査に参加させていただき、ありがとうございました。
田植えは今回が初めての経験でした。普段からお米や日本酒が好きでよく口にしていますが、実際に田植えを体験したことで、その大変さを身をもって感じることができました。お米や日本酒ができるまでには多くの手間と努力があることを実感し、これまで以上にありがたく、おいしく味わえるような気がしています。
また、ため池の観測などにも参加させていただき、これまで具体的なイメージを持てていなかった水文学の調査や研究が、実際にどのように行われているのかを知ることができ、大変勉強になりました。今回経験したことは水の研究のごく一部だと思いますが、今後さらに積極的に学んでいきたいと思う良いきっかけになりました。
さらに、先生方や院生の皆様、先輩方など、普段なかなかお話しする機会のない方々と交流できたことも非常に楽しく、有意義な時間でした。今回の経験を今後の学習や研究活動に活かしていきたいと思います。


今回の調査がフィールドでの初調査となった学生さんも多かったようです。
引き続き研究活動を頑張ってほしいと思います。